インプラント、矯正歯科、審美歯科を得意とする富士市の歯科医院

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歯周病とは
~成人が歯を失う原因で一番多いのは、歯石が溜まる事によってひき起こされる歯周病です~

歯周病 -Perio-

成人が歯を失う原因で一番多いのは、歯石が溜まる事によってひき起こされる歯周病です。

歯周病とは、歯肉に炎症が引き起こされ、放置しておくと膿が出たり、口臭がひどくなったりし、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。

歯周病の怖いところは、虫歯と違って初期段階では痛みを感じることが少ない(自覚症状がない)と言う事です。

歯周病は本人に自覚がないままに進行するという病気でもある為に、歯周病が進行していると思われる患者さんには、十分に歯周病に関する説明を行ない、治療の必要性をお話しております。

きちんと治療し、しっかりとメンテナンスを行えば、歯周病は確実に改善していきます。

歯周病の原因

歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。

プラークは、歯の表面に集まる目には見えない細菌からできているネバネバとした薄い膜です。

プラークは次第に堅くなって歯石となります。これが感染を招き、次第に歯の周囲にポケット(歯と歯肉の隙間)ができ、歯を支持している組織(歯肉や歯槽骨等)を破壊していきます。

歯周病の進行

歯周病の治療

歯周治療を希望して来院される患者さんの多くの場合は、歯周病の何らかの症状がすでに現れており、かなり病状が進行しているケースが多く、治療に要する期間も長くなります。治療は早く終わるにこした事はありませんが、じっくりと腰を据えて治療を受ける心構えを持つ事が最も重要です。

原因である菌を特定し、薬でその菌を退治する事ができるようになりました。この治療法は21世紀に入ってから行われている方法で、最新式の治療方法 「顕微鏡を使った歯周内科治療」 です。

従来の歯周病治療では、歯が抜けてしまう前に、これ以上病気が進行しないように止める事だけで、本来の状態に戻すことはほとんど不可能でした。ところが今日では、歯周病により破壊された歯の支持組織を再生させ、歯をできるだけ元の健全な状態に戻す治療法があります。

薬を使わないPDTによる歯周病治療。PDT(photo dynamic therapy)は光線力学療法と呼ばれる薬を使わない光による殺菌システムです。副作用が起こりにくく、全く痛みを伴いません。

定期的なメンテナンス(SPT)

治療によって歯周病が改善すれば、定期的なメインテナンスに移ります。

歯周病はバイオフィルム感染症です。ですから、適切にプラークコントロールする事で、バイオフィルムの形成を防ぐ事ができます。

プラークコントロールは、患者さん本人が家庭で行なう事が中心となりますが、歯周病は容易に再発してしまう病気の為、定期的に来院して頂き検査(検診)する事をお勧め致します。

定期的にきっちりとメインテナンスを行なえば、歯周病の進行は食い止める事ができます。適切なブラッシング技術を身につけ、プラークを除去できれば、歯周病は確実に改善していきます。